どうもSeijiです。
現在梅雨の真っただ中で、何時明けるのか待ち遠しいですが、真夏の熱波に心配の声も多いです。
でも徳島の夏と言えば、「阿波踊り」です。今年も踊り子の暑い夜が近付いてきています。
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しかし、ここ数年のコロナ禍で中止や規模を縮小しての開催など、今迄の活気が失われています。
でも今年は、通常通りの開催という事で、夜になればどこからともなく太鼓の音が聞こえてきます。徳島の風物詩ですね。
そんな阿波踊りですが、今年は何やら全盛期の阿波踊りの復活を目指しているようです。
という事で、今回は徳島の一番暑い夏の阿波踊りについて記事を書きたいと思います。
阿波踊り復活の目玉は苦肉の策か?
さて、赤字経営の阿波踊りです。
やはりコロナ禍の影響は大きかったようで、今年もどの様になるのか心配の声も上がっています。
そんな時に、今年の目玉策が発表されました。
聞いた時は驚きましたが、同時に大丈夫かとも思いました。
ではどの様な策なのでしょうか?
高額桟敷席
まず1つ目の目玉は、高額桟敷席です。プレミアム桟敷席だそうです。
引用:https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230621/8020017811.html
正直、無量の桟敷席しか入った事がないので、有料桟敷席がどれ程の物か分かりませんが、20万円の値段に驚きです。
徳島市の阿波おどりの実行委員会などは、ことし、屋外の演舞場に、料金が1人20万円の「プレミアム桟敷席」を設けると明らかにしました。
1人20万円の「プレミアム桟敷席」は、実行委員会がレジャーや観光を手がける東京の企業と共同で、阿波おどり期間中の8月12日から15日まで、市内の藍場浜演舞場に設けます。
通常の桟敷席は、今回、最高6000円ほどで、踊り込んでくる踊り手たちを横から眺めますが、新たな席は、踊り手たちを正面から見下ろす形で、4人掛けのソファーとテーブルが5組の、あわせて20人分、用意されます。
席では、特産の阿波尾鶏を使った料理を食べながら、踊り手による解説もじかに聞くことができます。
実行委員会などは、「プレミアム桟敷席」を外国人観光客に購入してもらおうと、すでに香港が拠点の旅行関連サイトでチケットの販売を始めています。
実行委員会は「外国人観光客に、特別な席で楽しんでいただくことで、阿波おどりの魅力を世界に発信したい」とコメントしています。
引用:https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230621/8020017811.html
という事です。それ以外にも、
また、南内町演舞場で1席1万5000円で販売される特別観覧席は当初の約100席から80席へ席数を減らし、ゆったりしたサイズに変更しました。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/3f65b2c30c224502bc7c19707556629fa4ca841a
という事です。
どちらも手が届きませんが、買う人の感想を聞いてみたいですね。
分かり易く言えば、相撲の桟敷席みたいなものですかね。食べ物や何かしらのサービスがある様なので。
宮迫率いるインフルエンサー
そして2つ目の目玉は、有名なゲストを呼ぶようです。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/ffc9f12f739c96d232593f62835f87dba2e86358
基本的に、阿波踊りの連が芸能人や有名人を呼んで一緒に踊りこんでくるのはいつも通りだと思うのですが、今回の目玉は徳島市が呼んだようです。
宮迫さんはかなりの有名人ですよね。
今年夏の徳島市の阿波踊りにユーチューブなどで発信力のあるインフルエンサーが参加することが明らかになり、20日、徳島市議会の委員会で意見が交わされました。
これは、20日に行われた徳島市議会の産業交通委員会で、多田秀議員の質問に市の担当者が答えて明らかになりました。
それによりますと、ユーチューブなどで発信力のあるインフルエンサーが複数参加するイベント『インフルエンサー万博』の事務局から「阿波踊りについて、支援できることはないか」と連絡がありました。
これについて、実行委員会で協議を行い、お笑いタレントで現在はユーチューブなどを中心に活動する宮迫博之さんらインフルエンサー4人の阿波踊りへの参加が決定したということです。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/ffc9f12f739c96d232593f62835f87dba2e86358
という事です。
正直、宮迫さん以外はあまり知りませんが、知る人ぞ知るで人が集まるかもしれませんね。
内藤市長も自ら赴くとは気合の入れようが違いますね。
と言う様な2つの目玉で今の所は今年の阿波踊りを盛り上げるようですが、8月の15日以降にはどの様な評価になっているんでしょうね。
他の祭りの真似事か?
それでは、今回の高額桟敷席の件ですが、他の有名な祭りでも同じような事例がある様です。
実は阿波踊りの20万円は安いようです。
京都市観光協会は、祇園祭の見せ場となる前祭の山鉾巡行(7月17日)で、1席40万円の「プレミアム観覧席」を販売している。主にインバウンドが対象。今月19日から販売を始めたところ既に複数の申し込みがあったといい、担当者は「より付加価値を付け、国内外の方に文化を理解してもらえるサービスを提供したい」としている。
祇園祭の有料席の最高額はこれまで2万円だった。収益は祇園祭の継承のために活用する。
引用:https://www.kanaloco.jp/news/culture/article-999438.html
だそうです。
一度、子どもが小さい時に見に行ったことが有るのですが、人の多さに驚きました。その事を考えると、席についてじっくりゆっくり見るのもいいと思いますが、最低で2万円という事は✖人数ですので、やはり手が出ません。
それなのに、40万円と言う値段にも驚きますが、外国人旅行客が対象なら納得します。その方達なら買いそうですもんね。
しかしもっと高額な桟敷席がある様です。
観覧席では、ホテル青森の敷地内に設けた横5.5m、奥行き7.2m、高さ2.5mの2階建ての大型桟敷席からねぶたを見渡せる特別な体験をご提供しました。100万円席の利用客は地元特産のお酒や食事を楽しみながら、同席したねぶた師(5日:手塚茂樹氏、6日:竹浪比呂央氏)による解説に耳を傾け、目の前をねぶたが通過する度に写真におさめながら、大きな拍手を送っていました。「快適な空間で人混みをかき分けずに見られて、プライスレスな体験でした」「ねぶた師さんの解説もとてもわかりやすく、桟敷席も今までで経験したことがない高い位置にあり、新しい視点から観ることができました」と好評を博しました。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000025031.html
どうですか?100万円の桟敷席です。この他にも20万円の席もある様です。
100万円の席は1日1組限定で、最大8人まで利用できるようですが、それでも一人12万5千円です。まあまあ贅沢な旅行出来ますね。
それでも、利用したお客さんは満足しているようなので成功という事でしょうね。
と言う様に、コロナ禍後の祭りの形態が少しずつ変わりつつあるようですが、人ごみを避けるという観点からは、安全面の心配はしなくていいようです。
と言う様に、他の祭りでの成功事例もある様なので、取り敢えずやってみてからの判断ですね。
もしかしたら来年には、味を占めてもっと高額な特別桟敷席が出来ているかもしれませんね。
市民の意見は?
さて阿波踊りを愛する市民の声は?
- 阿波踊りに?まぁ賛否両論よな。 宮迫さんつながりのインフルエンサーだともしや?
- 阿波踊りの件、リアルでも「ほんな訳ありインフルエンサーとか呼ばなあかんのか?」て話が出た 最年少の子が「人選間違えてるww」て言って終了 誰も歓迎しちゃいない
- 若い人に阿波踊りを継承するには→インフルエンサーをゲストに呼ぶ→若い人が来る→阿波踊りを好きになる まぁ一理あるかもしれませんが…それなら順序を踏んでちゃんと委員会などで説明してから出演依頼をすればいいのでは?あと説明について嘘を話すのは論外です
- おい!マジか!?
- 徳島の阿波踊りの外国人向けのプレミアム桟敷席が20万だって?それをやるなら安過ぎると思うけど。もう少し付加価値つけりゃ良いんだよ。高いと思う人は来ないから。徳島は阿波踊りしか世に誇れるもんないんだから。ほなけんどワシ徳島生まれやけんな。
- 阿波踊りの観覧席20万円は売れると思うなあ。外国人観光客が一生のうちで一回観れる貴重な時間と考えたら、ありですね。また日本人でも、両親を招待して記念すべき日にしたいとか。やはり、ありです。
- 真面目な話今から阿波踊り開催期間までにあとどんだけのプランが出てくるかだよね
- なんでこの人選にした?
- 8月14日20:20〜藍場浜に宮迫見に行く暇があったら南内町行った方が絶対良いもん見れるって嫁が言ってた
と言っています。
市民の皆さんが誇る全国に知られている「阿波踊り」ですから、色々な感情があると思います。
市長も色々と考えての事だと思いますが、何をやっても批判の声は上がるもんです。
しかし、せっかく来てもらうのに、踊る時間が短いので勿体ないのも確かですね。
賛否両論ありますが、注目された事が一番の功績ですよね。
今年だけなのか、来年もこの様な感じで進めていくのかも、今年の結果次第だと思います。
個人的には、いきなりのインフルエンサーよりも、身近な方を前面に押し出す方が徳島県民にはあっているような気がしますが、どうなんでしょうね。
取り敢えず、どうなるか見守りたいと思います。徳島市民では無いのですが、やはり県都なので気ににはなります。どうか安全に終わってくれればいいですね。
プレミアム桟敷席は、手が届かないので少しだけでもテレビが入って頂いて映像なんか流して貰えればいいと思います。よろしくお願いいたします。
まとめ
今回は、徳島の一番暑い夏の阿波踊りについて書いてみました。
今年はと言うと、
- 阿波踊り復活の目玉は苦肉の策か?
高額桟敷席
宮迫率いるインフルエンサー - 他の祭りの真似事か?
- 市民の意見は?
という事です。
いきなりのニュースに驚きましたが、どうにかして盛り上げたい気持ちは分かります。
高額桟敷席やインフルエンサーを呼んで盛り上げたりと、少しありきたりな感じがしますが、何もしないよりはまだましかなと思います。
現に、トレンド入りしたのは確かですからね。今の所は成功なんじゃないですか?
この勢いのまま、盛り上げていければいいと思います。
そして他の祭り同様に、高額桟敷席も期待にそえる様に準備すればいいですね。
取り敢えず、開幕まで1ヶ月半程ですので休むこと無く邁進して頂ければと思います。
では、その時を楽しみに今回はこの辺りで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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