どうもSeijiです。
さて今回もNHKの朝ドラ関連の記事です。
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現在放送中の「ちむどんどん」では、母親と娘の愛の力が見えました。
同性同士、気になる存在な事は間違いないと思います。その反面、息子には違った愛情で国民をどぎまぎさせる事もしばしばです。
それは置いておいて、母親と娘の成長劇が沢山今まで描かれてきました。境遇は違えど同じように見ている私達もの涙を頂戴してきましたね。
今回の「ちむどんどん」でもスカッとしましたね。もっと言ってやれって思いました。
それでは、今回はそんな母娘の愛情についていくつかの例を挙げて考えてみたいと思います。
ヒロインと母親の関係性が成功の秘訣
お涙頂戴では納得できないのが今の通例です。
皆さん目が肥えてきているのは確かです。そんじょそこらの母娘の愛情劇ではビクともしません。
それでは、どの様な関係性が高評価の秘訣でしょうか?今から幾つかの母娘のコンビを挙げて考えてみます。
ほぼ、見た様な関係性ですが、その二人を取り巻く人間関係にも影響されるのでしょうか?
朝からドロドロした物や、悲しい寂しい気持ちになるのは嫌なのですが、少しは関係するみたいです。
「ちむどんどん」暢子と優子
現在の朝ドラ「ちむどんどん」の母娘です。
引用:Twitter
仲間由紀恵も母親役をするようになったんですね。「ヤンクミ」が印象的だったのでどうなんでしょうか?
子ども達が大きくなる前に、父親が無くなり母親一人で子ども達を育てなければいけません。
生活は苦しい上に、4人もの子供達がいます。兄妹の中から一人だけ東京の叔母の家に養子に行くという苦難も乗り越えて、子ども達を苦労して育て上げてきました。
一番上の兄には、何故か小さい時から優しく妹たちからもそれを直す様に言われ続けていますが、基本的に優しい母親なので息子が成人しても甘やかし治りません。息子の戯言も真に受けます。
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そんな状況が、視聴者には「オイッ!」って思うかもしれません。
そのような母親が、生活に苦労していて娘の就職が家計を助けるとしても、娘が意地を通し就職を蹴ったのを悲観せず自慢の娘と称賛しました。
そしてそっと寄り添い、娘の心とリンクしました。娘や息子の事をどれ程大事にしているのかが分かりました。
少しダメな母親でも、娘を応援し続ける事がぶれないので共感したのでしょうか?
今後も、比嘉家の全員の成長が気になりまして、視聴者を引き付けているのでしょう。
これ以上とぼけた事をしたら、少しずつ離れてしまう可能性があるのですが、そこは御愛嬌で見続けて欲しいです。
「カムカムエヴリバディ」るいとひなた
前作の「カムカムエヴリバディ」の3人のヒロインの内の2代目と3代目です。
引用:Twitter
いま思い起こしても、このドラマの親子3世代の話は悲しかったり楽しかったりと山あり谷ありでした。
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この二人は、深津絵里さんのるいの過去が凄まじい境遇でしたので、母は強しでした。ある程度の事はドンと来いです。それ程のメンタルを持ち合わせています。
好きな人との別れでひなたが落ち込んでいても、ひなたの名前の由来の唄を静かに歌い多くを語らず娘に寄り添いました。
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今迄もそうです。何かとひなたを叱ったりしても、一番にひなたに寄り添い続けました。
なので、無事にひなたも素晴らしい女性へと変貌し、世界的にも活躍する女性になりました。
「おかえりモネ」百音と亜哉子
空前絶後のブームとなった作品です。
母娘との関係性より、ヒロインと相手役に注目が挙がった作品ですが、そのヒロインを陰ながら支えた一人が母親です。
引用:Twitter
元教師だけあって、子供の事が大好きで震災時もやはり娘や家族の事を考えてしまい、それを自分では許せずに教師を辞めた真の強い人です。耕治さんに対しても自ら告白した程です。
そんな亜哉子さんも、モネの心の内を知ってか知らずか黙って寄り添います。
離れて暮らすモネが地元の為にと帰ってきた時も。静かに喜んでいました。決して前には出ずに、一歩下がって家族やモネの事を見守っていました。
亜哉子さんのお蔭で、幼なじみとの仲も大きく拗れずに済みました。
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実は影の一家の大黒柱かもしれません。
「おちょやん」千代と栗子
この二人の関係性は、少し他の方達とは違います。
千代と継母の栗子です。
引用:Twitter
千代が小さい時は、阿保の父親のテルヲが連れてきた後妻です。幼い千代には嫌らしく当たりその時以来逢っていませんでしたが、千代が一平と別れ困っている時にいきなり現れました。
偶然か必然か分かりませんが、この出会いがこの二人の関係を良き方向に導きました。
栗子にもいろいろな事情があり心のどこかで、千代に対する謝罪の気持ちが現れたようです。
勿論、千代と一緒に暮らす理由もありましたが、実の我が子を持った栗子の心の変化が、大きく成長した千代も理解できたのでしょう。
きのうの敵は今日の友です。千代は勿論の事、栗子も心の底から悪い人では無かったようです。
「ちゅらさん」恵里と勝子
その当時は、沖縄ブームの火付け役となった作品です。「ちゅらさん」です。
何処か、今回の「ちむどんどん」と似ているような気もします。
引用:BS12
勝子さんと恵里です。兄の恵尚といい、この親子関係も少し似ています。
少し出来の悪いが心優しい兄に振り回されますが、恵里も東京に上京します。
何になりたいか分からず、まずは東京に行きました。本当に設定が「似ている!」です。
勝子さんも強い母親です。そっと恵里の背中を押してくれます。この様に心強い味方が後ろで構えてくれていると分かると、沖縄の娘は強くなれるんでしょう!
恵里も上京後は、ドンドン強くなりました。
いつ帰っても笑顔で迎えてくれる勝子さんとおばぁと恵文がいれば、恵里もがんばれるさぁ~。
まとめ
今回は、朝ドラにおけるヒロインと母親との愛の力について書いてみました。
毎回、ヒロインが母親との愛の力によって背中を押されて大きく羽ばたいてきました。
今回の「ちむどんどん」に関しても同じことが言えると思います。
- ヒロインと母親の関係性が成功の秘訣
- 「カムカムエヴリバディ」るいとひなた
- 「おかえりモネ」百音と亜哉子
- 「おちょやん」千代と栗子
- 「ちゅらさん」恵里と勝子
と言うように幾つか挙げてみました。
中にはぶつかりあったり逃げ出したりもしましたが、やはり母親との愛情関係は、切っても切れないようです。
血のつながりが泣かっても、心で繋がってさえいれば大丈夫な事も分かりました。
いくらドラマだとは言え、朝から国民が注目する代表的なドラマなので、影響力も大きいようです。
朝から温かい気持ちになれるように、これからも愛情いっぱいで演出して欲しいです。
それでは、今回もこの辺りで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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