どうもSeijiです。
NHKの朝ドラ「ちむどんどん」最終週無事に走りきりました!
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何やら、突っ走り過ぎて頭が追い付かない事もありましたが、取り敢えず終了ですね。
「まさかや~」なんて感じた人も沢山いると思います。
では、そんな「ちむどんどん」最終週があまりにも凄かったのと、今作品を通して思った事も記事に書いてみたいと思います。
最終週のやっつけ演出に思うのは「時を戻そう!」
正に「時を戻そう!」と思いました。
引用:Twitter
確かにこれはやんばるのある家族の物語でしたが、最終回にそこまで家族の歴史を感じさせる事は無かったんじゃないですか?
比嘉家の子ども時代の子役達も再び現れ出演しました。それぞれの孫となって、賢秀役の子役はそのままの演技で楽しかったですね。
イッキに時が経ちすぎて驚きました。
最終週では無かったのですが、智と歌子の結婚のくだりも足早に駆け抜けました。
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ナレーションだけで、何も写さないよりはましですが写真だけというのも、智を軽く扱い過ぎましたね。
小出しに半年後とか省いていくのは構わないのですが、正直描いてほしいと思いました。
そして、最終的にやんばるの素晴らしい景色に重ねて、202X年とは一世を風靡したアニメかと思いました。
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もしかしたら、家族の半生を描きたくてゴールを決めてから作り、時間が無くなったのかもしれませんが、驚きです。
丁寧に描けば、孫がいる迄も描かずとももう人世代まででとどめて置けば違った終わり方も出来たように思えます。もしかしたら沖縄の一家の大きさを描きたかったのかもしれませんが!
歳を取った事で、メイクや演技の差が激しく出た様にも思えました。
終わった後にごちゃごちゃ言いたくないので、取り敢えず無事に優子の誕生会を誰一人欠ける事無く祝えて良かったですね!
演者の明と暗
それでは、これからは演者さんの明と暗を少し書いてみたいと思います。個人的な感想なのでご容赦ください。
やはり最終週のMVPはこの方ですね。大里五郎役の草刈正雄さんです。
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優子の姉の最期を看取り、その時の預かったものを渡しに来ましたと同時に、その時についた嘘を謝りに来ました。
やはりベテランの役者さんがシリアスな演技をすると作品自体が引き締まります。正に圧巻の演技で子ども達4人もただ黙って聞くだけでした。
「ちむどんどん」しじゅお一番引き締まったように思えました。
そして、やんばるの村で静かに暮らすまもるちゃん(松原正隆)です。
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やんばるでの場面で随所に存在感を出していました。物語の中では一言もしゃべる事は無かったのですが、唯一「やんばるちむどんどん」で暢子が作った沖縄そばを食べた時に一言「まーさんや~」とつぶやきました。
昭和の時代には、まもるちゃんのような存在が各地区にいて、その地域で育てていました。白黒をはっきりさせない全てを受け止める心がはぐくまれていました。
そして、暗と言うかこの方の登場で前回の沖縄の作品「ちゅらさん」を思い出した方が多かったかも知れません。
古波蔵恵尚役のゴリさんが、タクシー運転手として登場しました。固有名詞は無いようですが、タクシー運転手と言うのが「ちゅらさん」ファンの想像を掻き立てたんじゃないでしょうか?
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演技がコントの様に見えるのは気のせいでしょうか?他の3人は歌子の為に父親に声を届けているのに、ゴリさんだけ取り残されています。この後には賢秀に声を出す様に促されますが、ほぼ強制的にでした。
そして最後の謎は、比嘉家の子ども達までもがオジーとオバーになってしまっていた事です。
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和彦君は老人メイクが似合っていましたが、賢秀は少し無理があったように思えます。顔の張りが若い時とそれ程変わりませんし、相変わらず目でものを言う様な目つきでした。
ベテラン人が登場する事によって引き締めましたが、やはり最後は「ちむどんどん」らしく終わりました。何か何処かで歯車が狂ったのかな?それとも、暢子みたいな生き方を尊重したのかな?
取り敢えず、無事に終われてよかったです。
制作側の明と暗
半年間無事に完走できたのも、しっかりとしたベテラン陣をキャスティングしていたお陰でしょう。
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仲間由紀恵さんんは役の演出で、少し残念な母親として描かれていましたが、それも子供が可愛い母親を完ぺきにこなしていたと思いますし、原田美枝子さんは暢子の第2の母親のような存在で厳しく在り続けた役を見事に演じきりました。
でも、最終回の日にオーナーの存在がどうなったのか触れ無かったのは残念です。
そして、流石NHKさんと言えるところは、やんばるの景色をバックに描いた場面も時折入れた事です。
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これらの場面を見る事で、朝から気持ちのいい気分になれた日もありました。カメラの性能が良いんでしょう。
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先程も書いたのですが、沖縄出身の方をゲスト出演にしていたのも良かったです。
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勿論、ナレーションのジョン・カビラさんの毎週土曜日の総集編も良かったです。自身の沖縄時代の話も入れているので尚更良かったです。
さて、制作側の暗としましょうか?色々な事を思う所はあると思うのですが、この様に考えていたようです。
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この様に考えた事が少し裏目に出たのかもしれません。前作の「カムカム」が100年に渡る家族の物語でしたので、少しライバル視していたのかもしれません。
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そして何故か細かく考え方を述べていますが、結果的に言い訳にしか聞こえなくなりました。
引用:Twitter
意識していないと思っていても、東京と大阪の交代で朝ドラを作っていれば何かしらのライバル心が出てくるんですね。
ハッキリ言って、最初からその思いをむき出しで言ってくれればまた違った作品になっていたのかもしれません。
その辺りが、悪い感じで作品に出てしまったのかもしれません。また次回作に向けて反省会ですね。
見守った人たちの感想は?
それでは、なんだかんだ言って最後まで見届けた方々の率直な感想です
- #草刈正雄 さんの名演がしっかり編集で入っていて、見応えがありました。 #ジョンカビラ さんのナレーションも唯一無二でした。 最高の布陣の朝ドラをありがとうございました
- 私にとってはとても沖縄を感じるドラマだった。東京での暢子の周りも沖縄にルーツを持つ人達が多く、故郷を離れて暮らす人達のコミュニティや、彼らの故郷との関わり方、その思い、そしてあの戦争のこととその影、それらが常に背景にあった。
- 暢子の悪口を言うのは自由だけど、黒島結菜ちゃんの悪口を言ってた人も多くて引いてる どんどん痩せていったのはそういう声のせいじゃないかな 責めるなら脚本家の羽原大介さんでしょう キャストの皆さん最終回までお疲れさまでした
- 制作陣には辛い点数をつけるが、俳優陣は皆良かった。上白石萌歌さん、ぜひぜひ歌三線を続けて下さい。
- え?良子は校長になったの?どうやって?過程が知りたい。
- 最後の2週が、いろんな雑さはともかく描こうとしたことは悪くなかっただけに、わざわざ視聴者を振り落とすようなドラマにしなくてもいいのに、とも思いました。
- 師弟のような時には姉妹のような母娘のような。 本当に素敵なお二人でした。 ちむどんどんをたくさん与えてくださってありがとうございました。
- まとめも最終回 カビラさんのナレほんとによかった 沖縄出身の方を起用してもらった意味がたくさんあった まとめの時に加わる感想も楽しかったです カビラさんにも感謝!
- #あさイチ でドラマ受けする原田美枝子さんの困惑ぶりが視聴者の気持ちを代弁してくれてたし、原田さんの黒島結菜ちゃんへのアドバイスが、「大丈夫だよ、しょうがないんだから」だったことで、全て察した私たち。
と、こんな感じです。
確かに賛否両論が激しかった朝ドラでしたが、私も思うのは演出に問題があったのかなと思います。
キャストの皆さんは、見事に役を演じていたので見ているこちらが、そのまま受け止めてあーでもないこーでもないと勝手に言っていたんじゃないでしょうか?
という事は、感想にもあったようにキャストの皆さんの演技力が凄かったという事です。
朝ドラ受けの「あさイチ」に多数のキャストの皆さんが出演した際には、役とは違う喋り方や振る舞いを見ると、改めてその凄さが感じられました。
制作の方々も色々試行錯誤したとは思いますが、素晴らし作品を数々作り上げているので、今後の作品に注目したいと思います。
まとめ
今回は、【ちむどんどん】が無事?に最終回を終えたので記事にしてみました。
結局思ったのは、
- 最終週のやっつけ演出に思うのは「時を戻そう!」
- 演者の明と暗
- 制作側の明と暗
- 見守った人たちの感想は?
と感じたので書いてみました。
兎に角、制作側に問題が多かったように思われがちですが、全てを語ってくれたわけじゃないので私達には理解しがたい事もあった事だと思います。
東京制作チームが素晴らしい作品を世に輩出した事には違いないので、世代交代等何かしらの要因が重なりこういう結果に終わったんでしょう。
私的には、純粋にドラマを楽しんでいましたので、随所に感動させられた事も沢山ありました。
見る側も、沖縄にいる様に寛容に見ていただけたら良かったと思います。毎回見終わって何か思う事があっても「なんくるないさぁ~」と思えば楽しいと思います。
東京制作あるあるで時が進むことが多々ありますが、もしかしたら名誉挽回のスピンオフなんて事も起こるんじゃないでしょうか?
その時には、前作の続編を終えてからにして欲しいです。
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それでは次回作、「舞い上がれ」こうご期待です。
では今回はこの辺りで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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