どうもSeijiです。
歳も押し迫った12月に面白いニュースが飛び込んで来ました。
ラブホをリノベした様です。
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全国的にも多く行われているようですが、我が町徳島では私自身は初耳です。
過去にも他の地域では行われているニュースは聞いた事が有るんですが、身近な事で無かったので気にも留めませんでしたが、今回は新聞にも載るほどのニュースでしたので、気になりました。
写真を見る限りは、ラブホの面影は無いように思えたのですが、実際はどうなっているんでしょうね。
という事で、今回は全国的に見られるラブホのリノベ事情について記事を書いてみたいと思います。
ラブホを魔法のリノベした結果が納得!
ラブホのリノベと聞くと、余り頭に思い浮かぶことが少ないと思いますが、冷静に考えると案外良いんじゃないかと思いました。
確かに、立地は人気の少ない所にあるのと、繁華街に近い場所等多岐に渡りますが、流石に住宅地には少ないと思います。
多分条例等で制約があると思います。
今回の新聞の記事では、徳島の中心部にある眉山の中腹にあるラブホのリノベです。
車でなければ行きにくい場所です。ですが街の中心部に近い事は間違いありません。
ですので、地方の車社会の都市ではいい立地条件であるという事です。
そして、若者が賃貸として借りるには好条件です。
- 車のガレージが付いてきます。
- 防音設備で騒いでも近所迷惑にならない。
- そこまで自炊を行わないと思うので、小さめのキッチンで充分!
- お風呂とトイレが別々で良い!
- 近所付き合いをしなくてもいい様な造りが多い!
と言う感じで、若者向けには最高の条件のように思えます。
では、どの様な感じでリノベしているのか見てみたいと思います。
賃貸住宅としてリノベ
今回の元記事になった物件です。
引用:徳島新聞
徳島市南二軒屋町西山の眉山中腹にあったラブホテルを改装し、ガレージ付きの賃貸住宅にした。車を持つ若者世代らのニーズを見込んでいる。
鉄骨2階の建物内に18室を整えており、駐車場がある1階の玄関から階段を上って部屋に入る。間取りはワンルームで、ベッド部分やテレビ、広めの浴室といったかつての設備を活用しながら、IHキッチンなどを追加した。部屋によってはキャラクターやお姫さまルームなど以前の面影を残し、ミストサウナ付きの浴室を備えた物件もある。
引用:https://www.topics.or.jp/articles/-/808888
という事です。
画像からもそれ程ラブホ感が見えないですよね。機会が有れば実物を見てみたい気もします。
その他にも、他の地域の物件ではおしゃれな間取りがあります。
引用:https://tokyo-style.cc/?p=12569
やはりどう考えても、風呂場がガラス張りなのでラブホ感が否めません。
部屋の真ん中には無いですよね。でもお風呂だけ残して残りをなくすとお洒落な感じに成るんですね。部屋も明るく見えていい感じです。
外観は、地方にあるラブホテルそのものですが、ガレージをシャッター付にする事で車を持つ若者には便利が良いですよね。
引用:https://note.com/fictitiousness/n/n77c2a3b9baef
これなら、盗まれたりいたずらされたり傷つけられたりしなくて済むので、魅力的です。
ホテルとしてリノベ
その他にも、やはり普通のホテルにリノベするのも一つの手段です。
ひっそりとした佇まいが基本的ですが、ホテルとして活用するのでホテル名を前面にする必要があるので、一気に感じが変わりますね。
引用:Twitter
リノベした部屋ですが、中には団体客用にこの様に2段ベッドを配置する事もあるのですが、流石に構造上面白い配置になりますね。
引用:Twitter
お風呂の感じに合わない2段ベッドが面白いです。どうやってお風呂に入るんですかね。丸見えですもんね。勿論何かしらの対策はあると思いますが。
引用:Twitter
でも、この様に広いお風呂で歪な形の風呂桶だと一気にラブホ感が出ます。
引用:Twitter
この様に古いラブホをリノベするとこういうおまけがついてくるんですが、これはあくまでもわざと残しているようです。
引用:Twitter
普通のホテルに、天井に鏡は要りませんもんね。
その他にも、ラブホと違って部屋全体の明るさを取る為に外の光を取り込んでいます。
引用:Twitter
全体的に、やはりお風呂は変更するにはお金がかかるのか、そのままの状態が多いですね。
雰囲気自体も明るさを変更したりと色々なリノベの仕方があるみたいです。
地方都市の再生の為に必要か?
地方都市は基本、郊外にはラブホが多く点在していると思います。
そのような現状を踏まえてこの様な事も起こっているようです。
引用:https://akiya123.hatenablog.com/entry/2016/01/03/210524
ラブホテルは「清潔感ある外装」だったり、「防音しっかりした個室」があったりと、設備的には介護施設に転用しやすいのかもしれません。しかし、行政が設ける介護施設の設備基準を満たすことや介護福祉士などの有資格者の配置など、利用者の安全や衛生、そして近隣住民からの理解など、クリアすべきハードルはたくさんあります。
引用:https://akiya123.hatenablog.com/entry/2016/01/03/210524
という事です。
良いんじゃないかと思いきや、やはりそこは簡単にいかないようです。
確かに箱型の施設が足りていなのはよく聞きます。高齢化も進んでいますし。
クリアすべきハードルがクリアできれば、お互いウインウインのような気もするんですが、どうなんでしょうか?
地方都市再生には、この様に再生可能な物をもう一度光輝かせるような事に着手するしかないと思います。
一刻も早く、何か手を打たなければラブホも建物自体も風化していくんじゃないですか?
市民の声は?
では、ラブホのリノベを体験した方や知った方々の声は、
- 月イチの和歌山出張 たまに当たるラブホリノベホテル 「えっ?ここ!?」 って何回もホームページとじゃらんアプリ見たわ(笑) ラブホリノベのえぇとこは風呂がセパレートで部屋とベッドが広い あと謎に飲み物とお菓子のサービスあった(笑) なんつかリノベやから綺麗 無駄にテレビがデカい
- 家の近所にあるラブホをリノベ化させて普通のホテルに頑張ってやったホテルが安かったから泊まりにきてチェックイン。 どう頑張ってもラブホ感が取り切れてない、どう見てもラブホ。なんだこのヤラシイベッドとムーディな照明と風呂は!普通のホテルにないベットの周辺!昔の姿を雑〜に隠してる感動。
- 夕飯と宿。 宿がラブホをリノベしたビジネス。 友達と2人して 「思った以上にラブホ感健在」 と呟いた。
- 昨日はラブホをリノベしたお宿に泊まったのですが人数も多かったので ラブホ感がなく むしろ合宿みたいな感じで それもそれで、楽しかったですw ラブホに二段ベットとかシュールすぎる
- 温泉は遠かったのであきらめたけど今日泊まるホテルのお部屋がジャグジー!お手頃価格で広め。ツインなのにダブルとシングルベッド。おそらくラブホをリノベしたっぽいな。
- ラブホをサウナ付きパーティルームにリノベ、はそのうちどこかやると思ってたけど、これは流行りそうね。
- ラブホリノベとかあんのかw 改装費凄そうだなぁ。 防音はいいけど、内装変えないときついですよね。 ベランダないしねぇ
- ラブホリノベ賃貸物件は人気らしいですが改装に金がかかりそうで利益出すのキツそう。 郊外型なら興味あるんですよねー、シャッターの閉まるガレージハウスとして価値がありすぎる
- ラブホリノベ物件、生活感のなさが良い 風呂だけでけえ
と言う感じです。
基本的に、リノベされたラブホは一昔前のラブホだと思います。
風呂がタイル張りで無駄に広く、風呂桶も四角くてゆったりするには直角過ぎたりと、もう少しお客さんの利便性を考えれば良いと思ったものでした。
そしてラブホと言えば、郊外によくあったものでした。高速の入り口付近や空港や港の近くとか海辺等、兎に角、広い場所で人目につかないような場所によくありましたね。
という事で、車は必須なのでガレージの上に部屋がありましたね。
それが功を奏したのか、今はその辺りがリノベされていい感じです。
世が世なら住んでみたいと思いました。多分丁度いい広さとガレージと値段なような気がします。
家族で住むには、無理ですね!
まとめ
今回は、ラブホのリノベ事情について書いてみました。
という事で、
- ラブホを魔法のリノベした結果が納得!
- 賃貸住宅としてリノベ
- ホテルとしてリノベ
- 地方都市の再生の為に必要か?
- 市民の声は?
と言う様に書いてみました。
ラブホと聞くとに何故かイヤらしいイメージが有るんですが、それを払拭するかの如くリノベの力で新しく生まれ変わらそうとしていますが、限界はあるんですよね。
一番の限界は、お風呂でしょう。
それでも、その広いお風呂が悪い印象は無いです。
何故だか広いだけで、面白く嬉しくなるの私だけでしょうか?
どれだけ、元の部屋をリノベするかによって好き嫌いが発生すると思います。
もしかしたら、あえてラブホをリノベした部屋を選択するのは、哀愁を感じているのか面白みを感じているんでしょう。
完璧に、ラブホ感を消せるような技術はあるのに、あえて残す選択肢が面白いと思います。
今後も、ラブホの変化が面白みを増す様なリノベが出て来る事を願い今回はこの辺りで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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