どうもSeijiです。
ラグビーシーズン真っ最中です。
全国各地で高校の花園予選も始まり、各地の代表校
が決定しています。
未来の日本代表を夢見る選手たちが、日々の過酷な
練習の集大成を発揮しています。
負けるチームも勝つチームも、それぞれ全てを出し
尽くして悔いのない試合をして欲しいです。
そんな中で、11月13日(土)26:10(日本時間)
に、ポルトガルのコインブラでポルトガル代表との
テストマッチが行われました。
ポルトガルの世界ランクは19位に対して、日本代表
は10位です。
格下相手とはいえ決して手は抜けません。
前回のアイルランド戦に60-5で完敗した日本代表は、
課題を克服し優位に試合を運べるのでしょうか?
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ラグビー日本代表を応援しているファンの為にも、
今秋テストマッチ3連敗は厳しいものがあります。
ポルトガル代表相手に、どの様な試合を行ったのか今回
は記事にしたいと思います。
ポルトガル戦の内容は?
ポルトガル戦のメンバーです。
5番でLOの小瀧選手や13番CTBの中野選手にも注目
したいです。
日本の初トライは、ラインアウトからの田村選手の
BKラインとキック処理の選手との間に落とす絶妙な
場所へのキックで、
そのボールを中野選手がバウンドに合わせてキャッチ
し、タックルを受けながらのオフロードパスで、山中
選手→フィフィタ選手につなぎトライで先制します。
茂野選手のタックル後のロールアウェイによるペナル
ティからの速攻でポルトガルのトライで逆転されます。
松田選手のPGで同点に追いつきます。
その後の、50m近くの松田選手のPGも成功し、その後も
PGを決めじわじわ点差を広げていきます。
その後、ポルトガルもPGを決め点差を縮めてきましたが、
前半終了間際に中野選手の思いっ切りの良さのランによる
トライで、前半を21-11で折り返します。
後半は前半の勢いのまま繋ぎたかったのですが、ポルトガル
のラインアウトモールからのトライで、先に点を取られて
しまいます。
この辺りから規律が乱れて来てペナルティが増えてきます。
それでも、相手陣内22m付近の相手ボールラインアウトを
スティールし、2番の堀越選手の突破でゴール前まで迫り、
ラックのボールを姫野選手がピックでトライします。
しかしその数分後には、自陣ゴール前の連続ラックによる
ポルトガルの怒涛のラッシュで規律が乱れ始め、トライを
許します。
点差を広げても、追いついてくるポルトガルの勢いが感じ
られます。
その後は松田選手のPGや、山中選手のインターセプトによる
トライで結果的に38-25で勝利しました。
規律の乱れで、結果的にシンビンが2回で自分達の首を絞めた
風になりました。
反則が15という数字は、多すぎます。
3分の2がデフェンスからの反則です。
耐えるべきところをしっかりと耐えていきたいです。
負の連鎖を断ち切るには?
ポルトガル戦後の監督や選手のコメントです。
■ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ
「今日はポルトガル代表がしつこくタフなチームとして、
非常に良いプレーをしていた。後半ペナルティを重ねて
しまうとチームとして立て直すのは難しくなるので、我々
はそういったところを改善していかないといけない。
中野将伍選手は今日とても良いプレーをしてくれたし、
日本ラグビー界にとって、未来に向けて期待できる内容
だった。今日は勝利を喜び、明日からまたフォーカスし
ていく」■中村亮土ゲームキャプテン
「準備段階の時から難しい試合になることは予想していた。
チームとしては先週よりも良い準備ができた。ゲームの内容
としては、ペナルティで自分たちのペースが握れず難しい
展開となったが、勝って次に進むことは非常に大事だと思う。
急に強くなるわけではないので、毎週良い積み重ねをして、
スコットランド戦に向け良い準備をしていきたい」■リーチマイケル選手
「もともとタイトな試合になることは予想をしており、相手
のホームでもあり、ポルトガル人のプライドも分かっていた。
試合中はペナルティをなくそうとコールを出し、そこから
ペナルティを減らすことはできたが、ペナルティの数は多く、
防げるものもあったと思う。もう1回見直さないといけない。
明確なコール、コネクトを続けたことは良かった。全員が
厳しい時間帯に何をしなければならないかを、しっかり明確
にしてプレーすることができた」■中野将伍選手
「今日の試合は最初から激しくアグレッシブにと考えて臨んだ。
アタックのセットプレーからのサインプレーなど、ボールを
持った時にはゲインしようと考え、アグレッシブに行けたところ
は良かった。外側でゲインした時のオフロードの精度だったり、
ボールのキープなど継続するところでは、今後修正する必要が
あると感じた。トライをした時は、これでチームに勢いを
つけられたら良いと感じた」■姫野和樹選手
「今日の試合はすごくしんどい試合になった。自分たちのディシ
プリンが、自分たちの首を絞めていたと思う。イエローカードが
2枚出て20分間14人で戦っていたし、そうするとこういうタフな
ゲームになるので、ディシプリンを改善していかないといけない。
最後勝ち切れて、チームと勝つ喜びを分かち合えたのはひとつ
プラス。秋のシーズンラストとなるスコットランド戦に向けて、
チーム一丸となって、勝って終わりたい」引用:https://www.rugby-japan.jp/news/2021/11/14/51045
各選手達もコメントしている様に、今回の試合では規律の部分で
苦しみました。
ペナルティの多さにより、相手に対して得点に繋がりやすい状況を
与えてしまい、今回の様な試合結果になったと思います。
グラウンド内ではコミュニケーションは取れていたといいますが、
スクラムで優位に立てずに、相手の速攻での攻撃についていけずに
トライを許すなど、スッキリしない部分が目立ちました。
中野選手や後半途中の出場となったワーナー・ディアンズ選手や
若手に経験を積ませることが収穫でもありました。
LOの小瀧選手は、「やっぱりまだジャパンのスタンダードには
全然達していないと感じた。スタッツとかを見てもタックルの
回数は少ないし、いるべきところにいられなかった」と課題を
口にした。 引用:デイリー
次回のRWCフランス大会に向けて、今は我慢の時期かもしれません。
まとめ
今回は、ラグビー日本代表とポルトガル代表が
テストマッチを行いました。
- ポルトガル戦の内容は?
- 負の連鎖を断ち切るには?
と、纏めてみました。
結果的には勝利しましたが、かなり苦しんでの勝利
でした。
次回は、11月20日(土)にスコットランド戦があります。
今秋のテストマッチ最終戦で、どれだけの力を発揮できるか
まだまだの日本代表の力はこんなものではない事を、証明して
貰いたいです。
それでは次回の記事では、明るい記事の内容になる様に、
日本代表を皆さんも応援しましょう!
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では、今回はありがとうございました。
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