オールブラックスのハカ「カ・マテ」か「ガパオパンゴ」を選ぶ理由に驚いた 

スポーツ

どうもSeijiです。

遂にこの日がやって来ました。

ラグビーワールドカップ2023フランス大会です。

9月8日開幕ですが、日本時間では深夜というよりかは、早朝3時に開幕戦フランスVSニュージーランドのキックオフで始まりました。

開幕戦の前には。その開催都市独自の開会式では温かみのある式典も行われいよいよという感じです。

前回大会の2019年日本大会では大いに盛り上がりましたので、フランス大会の日本代表の飛躍に期待したいです。

そしてラグビーと言えばニュージーランド代表のオールブラックスのハカは有名ですが、開幕戦の試合前にも行われました。

実は、ハカと言っても2種類あるのご存知ですか?

それでは今回は、オールブラックスのハカについて記事を書いてみたいと思います。

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NZ代表オールブラックスのハカって?

ラグビーと言えば、国技ともいえるNZ代表のオールブラックスが躍る試合前の儀式ウォークライが一番有名です。

Image
引用:Twitter

なぜこのような儀式が行われているのでしょうか?

ラグビーのオールブラックス(ニュージーランド代表)が、試合前に行う儀式として有名な「ハカ」。その起源は、ニュージランドの先住民である「マオリ族」が、戦争時に身体的、精神的な準備や、一致団結を目的に行っていたダンスにあった。
引用:https://mainichi.jp/articles/20191004/azn/00m/050/000000c

という事ですが、それ位にその試合に掛ける意気込みが大きいのです。

ハカが初めて披露されたのは、

  • 1888年 マオリを中心としたNZ・ネーティブズ
  • 1903年8月 NZがシドニーで行われたオーストラリア戦において国際試合初披露
    演目としては「テナコエカンガルー」
  • 1905年 この年の英国遠征からオールブラックスと呼ばれるようになって、観客向けに「カ・マテ」を披露

以降に、代表チームで伝統的に受け継がれていきました。

この様に歴史があるハカですので、ポリネシアのチームとの試合前にはウォークライ(戦いの雄叫び)が名物になっているようです。

それでは、オールブラックスが躍るハカの2種類を紹介したいと思います。

カ・マテ

まず、世間一般によく知られているのが「カ・マテ」です。

ニュージーランドの先住民族
マオリ族が戦の前に相手を威嚇するために踊っていたもの。
試合前に踊る意味合いは、喜んでこの試合を受入れ、
対戦を望んでくれた相手に敬意を表すことです!

引用:https://newzealand-ryugaku.com/column/haka/

NZ人にもお馴染みで、小さい時から踊られているようです。例えるなら、日本人ならラジオ体操みたいな感じでしょうか?

では前回大会での迫力ある「カ・マテ」です。

前線で体を張ってプレイするFWが前の方に多く見られるので、かなり迫力がありますね。

実際に、日本でも多くの方々が躍っていますが、学生がの中でもやはりラグビー部が多く踊っているイメージです。

Image
引用:Twitter

そこまで軽快なステップでは無いので踊りやすいかも知れませんが、力強く踊るのが一番必要なのかも知れませんね。

続いては?

ガパ・オ・パンゴ

もう一つの特別なハカと言えば「ガパ・オ・パンゴ」ですが、何やらかなり特別なようです。

このハカは2005年に初披露されたものです!
マオリ語でKapaはチーム、Pangoは黒いという意味があり、
All Blacks のためのハカ
になっているのが良く伝わってきますね
*マオリ族の歴史等とは関係ないオリジナルのハカです!

このカパ オ パンゴは重要な試合の前に踊ると言われており、
自分の首をかけて戦うという力強いメッセージが込められています
引用:https://newzealand-ryugaku.com/column/haka/

との事ですが、オールブラックス専用のハカが出来るとは、国や国民がオールブラックスに掛ける意気込みが違っているようです。

確かに、踊り方が「カ・マテ」よりも力強い気がします。

観戦が100倍も楽しめる!》ルールや名選手、「あるあるネタ ...
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000797.000012109.html

やはり、特別に作られたハカなので、使う頻度が増えてきているのでしょうかね

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ハカの選択理由に驚いた

と言う様な2種類のハカですが、どの様な理由で選んでいるのでしょうか?

世間一般では、大切な試合や強豪なチームとの試合では、「ガパ・オ・パンゴ」が多く踊れられている様に思えます。

やはり、オールブラックス様に作られたハカなのでそのように感じてしまいますが、どうなんでしょうか?

前回大会の2019RWC日本大会での記事では、SHのアーロン・スミスがこの様に答えています。

「人々が思っているような理由ではないよ。確かにハカはオールブラックスにとってとても特別なものだ、でもそれは我々にとって最重要なものではないんだ

キャプテンが誰にリードさせるか決めるんだ。そしてどのハカにするか言う、『今週はカパ・オ・パンゴで行きます』こんな感じさ。それはミーティングやその類の時に発表されるものじゃないんだ、その時(試合前)言われる」
引用:https://the-ans.jp/news/95692/

意外にも我々が思っている以上に、簡単に考えられているようです。

今大会の、開幕試合では「ガパ・オ・パンゴ」が躍られていましたし、今迄に無い程の豪華なタイアハ(槍)もリードしていたアーロン・スミスさんが持っていましたね。

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引用:Twitter

やはり大事な試合という意味合いが込められていたのでしょうか?

もし新しいメンバーが加入したら、我々は『カパ・オ・パンゴ』はやらないんだ。その理由はその新人がプレーとハカをすることに圧倒されて、緊張して縮こまってしまわせないようにしたいからさ

「ニュージーランド人は『カ・マテ』を飲んだ時や、子供のころにみんなやっている。パーティーの時も。だから我々は『カ・マテ』をよく知っている。だけど『カパ・オ・パンゴ』はちょっと困らせるものなんだ」

ニュージーランドでは一般的にもハカは広く知られ、子どもたちでも踊れるのだというが、これは馴染みのあるカ・マテだけ。そのため、新たな選手が加入して、すぐに「カパ・オ・バンゴ」を習得するのはハードルが高くなってしまうようだ。
引用:https://the-ans.jp/news/95692/2/

という事で、メンバーの面子によってキャプテンが配慮しているようですね。

リードする方も先住民(マオリ)の血を引いているものであり、誰からも尊敬されるスキルやハートを持った最高の戦士という条件が有ったようですが、現在はマオリの戦士でなくても皆に認められていれば大丈夫なようです。

色々な変化が起こっているようですが、どうなんでしょうね。

しかし、RWCという事で試合に掛ける意気込みが普段の試合と違ってくるので、今大会では「ガパ・オ・パンゴ」が必然的に多くなるかも知れませんね。

Image
引用:Twitter

何にせよ、目の前でオールブラックスがハカを踊る時点で敬意をはらい、負けない気持ちで対戦チームは戦って欲しいですね。

ハカに魅せられたファンの声は?

それでは、試合前も楽しんでいるファンの声は、

  • カッコイイです!! 観客もフランス選手もお相手やチームを尊重する感じがいつも素晴らしい。 ラグビーもっとする子が増えたらいいのにな。 全く関係ありませんが子どもの運動会でハカをみんなでしたときすごい迫力がありびっくりしました。中学生男子でこの迫力ならホンモノ生で見たい!と。いつか見にいきたいです。
  • オールブラックスのハカも鳥肌ものだったけど、それを見据えながら闘志を漲らせてたフランス選手たちの表情にも震えたよ。そしてその後に繰り広げられた好ゲーム。観客は両国の創った最高のパフォーマンスに酔いしれたことだろうな。本当にうらやましい。
  • やっぱりハカはカッコいいな! 特にオールブラックスのは、ユニフォームのせいか、スマートな感じもあって好き。 カマテも見たいな。 日本が対戦出来たら、その時は刀を構えるサムライポーズで受けようよ!
  • ハカの時、何か手に持ってたな、トンガやサモアは何か持ってるの見たことあったが、NZ が持ってるの初めて見た。
  • 日本戦の時にカマテじゃなくてカパ・オ・パンゴ・・・いつか見てみたい景色です。 出来ればペレナラのリードが良いけど夢だよなぁ
  • 漢達の雄叫び‼️
  • ハカ観ただけでラグビーを堪能した気分
  • 今朝はなんとか4時起きでラグビーW杯開幕戦を観戦。寝起きのハカで完全覚醒。朝から面白い試合見せてもらいました〜。
  • ラグビーのオールブラックスで有名なハカですが、実は国際試合をやる時はニュージーランド代表はどの試合でもやってらっしゃるのよねぇ 野球でもやってました ただラグビーはプレイヤーが多いとガタイが飛び抜けて屈強なので荘厳感が増します
  • おはようございます。 今日はラグビーの日です。 ラグビーのルールはよく分かりませんが、All Blacksのハカには魅了されます。

という感じです。

試合も勿論迫力満載ですが、試合前から気持ちを高ぶらせています。

それ程、ラガーマンは試合に掛ける思いが高いのです。一歩間違えれば、本当に危ないですからね。

オールブラックスの先人達も、同じ思いで戦ってきました。

個人的には、ペレナラのリードが本当にカッコいいですね。感情がモロに出ているので見ていてカッコ良すぎます。今大会で見れないのは残念ですが。

ラグビーのルールは難しいので、取り敢えず見た目でカッコいいという思いで見るので十分だと思います。

何時かは、生で見たいですね。

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まとめ

今回は、NZ代表のオールブラックスのハカについて書いてみました。

という事で、

  • NZ代表オールブラックスのハカって?
  • カ・マテ
  • ガパ・オ・パンゴ
  • ハカの選択理由に驚いた
  • ハカに魅せられたファンの声は?

という様にまとめてみました。

2種類のハカを選ぶ理由に色々諸説ありましたが、実際はどうなのか?

それはオールブラックスのメンバーで共有しているんでしょうが、キャプテンに決定権がある様なので、責任重大ですね。

今大会もハカの魅力が間違いなく全世界に発信されるので、オールブラックスはこれ以上負けられないですね。

オールブラックスが無敵の強さでいる事で、他の強豪チームのレベルも上がるので、重要です。

ハカの魅力はよくわかりましたが、リードする選手によってはやはり違ってきますよね。
首に筋が浮き出る程叫んだり、ベロを出すポーズが思いの外カッコ良かったりと色々ですよね。

今後新しい世代に引き継がれると思いますが、気負いせずに自分の色を出して欲しいですね。

と言う訳で、2023RWCもこれからなので、オールブラックスや日本を応援していきたいので、今回はこの辺りで終わりたいと思います。

ありがとうございました。

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