どうもSeijiです。
前回の記事では、【東京パラリンピック】のパラアスリート
のサポートするガイドの役割について書きました。
陸上とトライアスロンの選手に対するガイドランナーや
コーラーやハンドラーについて書きました。
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視覚障がいのパラアスリートにとってはサポートしてくれる
ガイドやコーラーやハンドラーは必要不可欠な存在です。
彼らは一丸となって勝負に挑んでいます。
今回の記事では、前回紹介出来なかった他の競技についても
紹介したいと思います。
パラアスリートをサポートするスタッフは、様々な競技に
存在している事が今回調べた事によってわかりました。
それでは、どうぞ。
競泳 タッパーやサポートする人の役割
ニュースでも映像を見た事があると思います。
引用:https://www.tokyo-np.co.jp/article/128656?rct=sports
プールの壁を目で確認できない選手もいる。そのため、ターンやゴールのときに壁にぶつかってケガをしないよう安全のため、コーチなどがプールの上から選手に合図を送る。特にS11(全盲)クラスの選手には合図を送ることが義務付けられている。合図は選手の頭や身体に棒でタッチ(タッピング)して行う。合図を送る人を「タッパー」、合図を送る棒を「タッピングデバイス」と呼ぶ。選手はタッパーのおかげで、恐怖心を取り除き、思い切って泳ぐことができる。ただし、最適なタイミングでタッチすることは難しく、タッピングが勝負を分けることもある。タイミングは選手のスピードや泳法によって調整が必要であり、選手とタッパーは日々練習を重ね、信頼関係を高め、コンビネーションを磨く。
引用:https://2020.yahoo.co.jp/event/psw/outline
私も中学生の時は水泳部でした。そんなに速くはなく、どちらか
と言えば普通の選手です。体は大きくなっていましたが少し太っ
ていましたから、並の選手です。
一度大会の時にターンに失敗したことがあり、壁にぶつかりそう
になりました。
こんな私でも、ターンをする時は気を付けなければ失敗する事が
ありますから、「タッパー」の役割は重要です。
因みに「タッピングデバイス」に規定はないみたいです。
ですので海外の選手は性能がよく使い勝手のいい日本の
「タッピングデバイス」を購入し使っているコーチが多いそうです。
かなりのスピードでぶつかることになりますから。
相当痛いと思います。
ですので、普段からのコンビネーションは必要ですよね。
今回、競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)
で金メダルを獲得した木村敬一選手と寺西正人コーチは、
17年間頭を「ポン」とタッチしてきました。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/242a36db0272a6f608ebe91d39f4ae0de9b54ab4/images/001
競泳ではその他にも、選手のスタートをサポートする
スタッフもいます。
この様に腕が欠損しているために、タオルを噛んでスタート
したりする選手のタオルを掴んでいたり、
スタート台から飛び込む選手の腰を支えたり、
水中からスタートする選手の体を動かない様に、補助したりと
様々なスタートに対してサポートします。
この様に競泳ではサポートするスタッフのお陰で、沢山の好タイムが
連発しているんですね。
ブラインドサッカーのガイドの役割
ブラインドサッカーを今回はこれまで以上に観戦した人は多い
と思います。
何も見えない様に厳重に目に対してテープを張ったり、見えな
いゴーグルつけていましたね。
そんな状態で、どうやってシュートを決めるのか不思議に思っ
ていましたが、謎が解けました。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/836ef5b4ae7077a601d46dd641d8c82571d0cc9c/images/012
ゴール裏で、ガイドとなるコーラーが指示していました。
上の写真では右手に金属の棒でポストを叩いている模様です。
この様に、ゴールポストの色々な部分を叩く事によって、
選手がその音で何処にシュートをするか判断するそうです。
他にも選手の位置から判断して「何時、何度、打て」みたいな
感じで方向と角度を指示します。
コーラーはゴール裏で待機していますので、サイドにいる監督も
指示を出します。
その為に、選手が音や支持を聞き逃さない様に試合中は、
試合に関係している人以外の人は静かにしなければなりません。
勿論、シュートが決まった場合は、声高らかに盛り上げます。
ブラインドサッカーの絶妙なスキルはも、他の競技と同じく
選手とガイドや監督との信頼関係で成り立っています。
馬術のコーラーやコマンダーの役割
馬術はパラリンピック唯一採点によって順位を決める競技です。
肢体不自由な選手と視覚障がいの選手関係なく競います。
男女の区別はなく、障がいの程度によって区別されます。
馬との相性も勿論ですがアシスタントとのコンビネーシ
ョンも重要になります。
視覚障がいのある選手には「コーラー」が位置を声で知らせ、
高次脳機能障害等で記憶障がいがある選手には、「コマンダー」
が馬場外からコースを伝えることができる。
コーラーやコマンダーを合わせて13人まで配置できますが。
欧州などのトップの選手は2人ほどで競うそうです。
引用:https://www.parasapo.tokyo/topics/12534
馬術では、チームワークも必要そうです。
東京パラリンピック修理センター オットーボック
大会期間中、車いすや義肢装具の修理センターを選手村や各会場
などに14か所設置されます。
ドイツの総合医療福祉機器メーカーのオットーボック社が全面的
にサポートします。
各国の技術者が在中していますので、言語も対応できますし、大会終了
迄には2000件の修理を予想しています。
閉村日の9月8日(水)迄利用できるそうです。
競技によっては、激しいプレーもあるのでこの様な場所は、選手にとって
有難いですよね。
部品も充実してるそうなので、チーム関係者も有難いですね。
まとめ
今回も【東京パラリンピック】の各競技のサポートスタッフについて
記事を書きました。
- 競泳 タッパーやサポートする人の役割
- ブラインドサッカーのガイドの役割
- 馬術のコーラーやコマンダーの役割
- 東京パラリンピック修理センター オットーボック
以上の競技やサポートセンターについて書きました。
私達が楽しく観戦できるのも、この様な色々な人の
陰の立役者の存在の上で成り立っていると思います。
知らないことだらけで恥ずかしく思いましたが、今後は
裏方さんの存在を意識して残りの競技を、楽しみたいと思います。
それでは,今回も有難うございました。
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